森のイスキュア

c0358326_04503024.jpg
青森で森のイスキュアを主催していた佐藤初女さんが、
2月1日に亡くなっていたなんて、知らなかった。

初女さんは、色んな悩みや苦しみを背負った人を
迎え入れ、心をこめて握ったおむすびや料理でもてなし、
黙って、相手の話を聞き多くの人の心を救ってきた。

本は読んだことがあったけど、動く姿は見たことがなかった。

少し前、初女さんが亡くなったことで、
NHKの「こころの時代」で2002年に放送した
初女さんの半生や生き方を語った番組を再放送していた。

そこで、初めて動く初女さんを見た。

梅干のおむすびを握る手つき、
海苔を巻くのにも白い部分が出ないように
きっちり隅と隅を合わせて丁寧に丁寧にやっていて、
ふんわり握られたおむすびは、本当に美味しそうだった。

人の悩みを聞いているのだから、物静かで
少し暗い雰囲気の方なのかなぁと勝手に思っていたけれど、
全然違った。
口調は静かだけど、声や表情は明るく
少し訛りの混じったイントネーションが優しく響く。
一緒にいるだけで、ほっとするようなそんなお人柄が見てとれた。

どんな人でも迎え入れ、その人の悩みをただ聞き、
食事を振る舞い寄り添う・・・
一本芯を通して、生きるっていうのは、
生半可な気持ちではできないだろう。

何かに迷ったり、怠惰な気持ちになってしまったときには、
このテレビの録画を見直したいと思った。

[PR]
by anemonexs7 | 2016-03-17 05:07 | 音楽・映画・本